たった今急所の目玉を貫き、絶命した筈の影が、ズルッと音を立てて起き上がった。 ………赤い目玉は再生しており、傷一つ無い。 ………ああ、今朝から感じていた言い知れぬ不安は………これを予知していたのか。 ………不死身の相手を、どうやって殺せばいい? ………矛盾だ。不毛だ。 ………終わらない戦いが、いつになったら終わるのか。