―――そう。 俺は欲張りだ。我が儘だ。自分勝手な野郎だ。 ―――…凄惨な過去の復讐のため。一日でも早く、あの城を壊してしまいたい。 敵を皆殺しに…前に立つ者がいなくなる様に。 ―――けれど…そう望んでいる筈なのに……俺の中の…いつの間にか居座ってしまったややこしい何かが………たまに酷く疼くんだ。 ―――このまま。 ―――こうやって笑いあえる日々が…このまま………と。