たどり着いたのは、
数時間前までいた資料室…


「な…なんですかっ?!離してください…っ」


あたしは、泣き喚いて
先輩の手を振りほどこうとした。

だけど、

ギュッ一


あたしは、またもや先輩に抱き締められた。


「その気がないのに…っ
思わせ振りな態度……っやめてください!!」


あたしは、先輩の胸を精一杯の力で押した。


だけど、先輩は更に腕の力を強めた。