「クスッ、じゃあね。」



櫻木悠希は反応が遅れた私を嘲笑うように
ある意味最強なスマイルを残して、保健室を出て行った。







だいっきらいなアイツに…
キス、された………?




「な…な…何すんのよ!

こ、この…性悪変態ヤローーっ!!!!!!」



私の声は保健室に虚しく響き渡った。