そんな態度を不思議に思ってヤツを見るが、俯いているため表情がよく見えない。 「櫻木…悠…希?」 昼と夜の気温差が激しいこの季節。 人工ライトは私達を明るく照らしてくれるが、暖かさまでは与えてくれない。 トクットクッと徐々に速まる心音が、冷たい空気に波紋を広げて行く。