「え……」 「私がどれだけ傷ついたか分かる? 優のこと… 信じてたのに。」 ……………………。 また理科室に広がる沈黙。 前髪が顔を隠しいるので、優が今どんな表情をしているのか良く分からない。 「私、優のこと… もう好きなんて言いたくない。」 …………言えないよ。 「………………。」 優は、私の顔の左右に置かれた手に体重をかけて、俯いたまま顔を上げようとしない。