そんな三角関係も、龍娘がふられた事で終止符。

「誰が誰を好きになっても、恋愛なんて自由だからいいんだけど…」

「いつも親しくしてる龍娘先生が元気ないのは、ちょっと辛いねぇ…」

顔を見合わせて溜息をつくアリスカと雛菊。

『私達でも龍娘先生を応援するしかないですね。またお家に遊びに行ったり、一緒に食事やショッピングに行ったり』

小夜の提案に他の面々も頷く。

「放課後に寄り道してアリスカ先輩の部屋に入り浸るのは感心しないけれど、休日にプライベートで遊びに行くのはいいと思います」

七星も小夜の意見に賛成する。

共に過ごす機会の多い龍太郎一味の仲間、龍娘。

早くいつもの調子を取り戻して欲しい所だ。