「という訳で今回の議題はこれ!」

白衣、伊達眼鏡も最早お馴染み、雛菊が壁に貼り紙を貼る。

アリスカ黙認も最早お馴染み。

『龍太郎と小夜ちんが欠席しているのは、別にいかがわしい理由じゃありません』

そんな事勘繰るのはスペシャルハレンチだけです。

「今回の疑問はSさんからで『ラエクスの整備は一体誰がやっているんだろう』」

「…ラエクスって…ああ、あのロボットの」

龍娘がポンと手を叩く。

「あ、先生、ロボットって言ったら彼嫌がりますよ?『ロボットではありません』って」

声真似するアリスカ。

「ですが…話によると…クリスマステロの時に右手がフライパンに変わって、パスタを調理していたとか…」

「……ロボットだよねぇ、それ」

小岩井の言葉に雛菊がツッコんだ。