「止むを得んだろう。彼は生徒達ほど暇ではないのだ。見ていないか?今朝早くからゴミ拾いに始まり、落ち葉の掃除、草むしり、それらゴミの焼却に空き缶の回収…全く頭の下がる思いだ」

同じ大人として、龍娘は小岩井を高く評価しているようだ。

そんな同じ大人として、彼女は何故毎回このくだらない会議に参加できるのか。

「当然だ。残った仕事はしまじろうに押し付けているからな」

全く評価の下がる思いです。

こうして彼女達がアリスカの部屋でグダグダ話している頃、小岩井は中庭で『千の武器を操る魔物』と超常バトルを展開していたのだが、まぁその辺は本編で。