食器を返したお姉さまは、長い黒髪を揺らしながら、出口に向かっていく。
時折、女生徒が道を開けたり、挨拶したりしている。
それに、嫣然と微笑んで答えている、お姉さま。
ますます、何者?
もしかして、学園の影の支配者とか、裏番(いまどき???)とかですかぁ???
おれの疑問に、海老原はあっさりと、答えてくれた。
「名前わすれたけど、あの人って、うちの学校の生徒会長だろ。
入学式あいさつしてただろ」
「せ、生徒会長???」
しらない。ていうか、入学式、ほとんど、寝てたから、ぜんぜん、記憶にありません。
ああ、でもでもでも、お近づきになりた~い!
綺麗なお姉さま、大好き。周りを見渡せば、綺麗で可愛い女の子がいっぱい。
やっぱ、サッカーの名門の推薦おちて、元女子高ってことで、ここにきたけど、やっぱ、きてよかったぁ。
佐藤 要 十五歳(一月生まれのため)。
明日も、学食にむかって、走ることを決めた。
完
時折、女生徒が道を開けたり、挨拶したりしている。
それに、嫣然と微笑んで答えている、お姉さま。
ますます、何者?
もしかして、学園の影の支配者とか、裏番(いまどき???)とかですかぁ???
おれの疑問に、海老原はあっさりと、答えてくれた。
「名前わすれたけど、あの人って、うちの学校の生徒会長だろ。
入学式あいさつしてただろ」
「せ、生徒会長???」
しらない。ていうか、入学式、ほとんど、寝てたから、ぜんぜん、記憶にありません。
ああ、でもでもでも、お近づきになりた~い!
綺麗なお姉さま、大好き。周りを見渡せば、綺麗で可愛い女の子がいっぱい。
やっぱ、サッカーの名門の推薦おちて、元女子高ってことで、ここにきたけど、やっぱ、きてよかったぁ。
佐藤 要 十五歳(一月生まれのため)。
明日も、学食にむかって、走ることを決めた。
完


