おれは買ってきたバナナオレのパックジュースをすすりながら、海老原に言った。
「ほんと、福田さんって可愛いよなぁ」
「ほれるなよ!」
こわい顔して、海老原が言う。
ちょっと、意地悪いいたくなってしまう、いけない、おれ。
「まだ、彼女じゃないくせに、それをいう?」
「ぐっ!」
さっきの福田さんの態度でわかった。今のところ、海老原の片思いって。
けど、彼女、天然で、恋愛に関して鈍そうだから、大変だろうなぁ。
「がんばんないと、福田さんってもてそうだぞ~」
「いわれなくても、がんばってるよ」
「じゃ、もっと、がんばれ。そうそう、笠倉理佳さんも可愛かったなぁ」
「・・・」
これには反応なしで、もくもくと食べている海老原。
一途なんだ、うらやましい。
俺の頭は第一が、サッカーボール、ボールは友達恋人。
そのあとは、女の子たち。女の子、大好き。
笠倉理佳さんもいいけど、お姉さまもいいなぁ・・・って思っていたらトレーを返却口に返しているお姉さまが見えた。
あれ、カレー皿、だけじゃなく・・・どんぶりもあるような気がするのは目の錯覚?
「ほんと、福田さんって可愛いよなぁ」
「ほれるなよ!」
こわい顔して、海老原が言う。
ちょっと、意地悪いいたくなってしまう、いけない、おれ。
「まだ、彼女じゃないくせに、それをいう?」
「ぐっ!」
さっきの福田さんの態度でわかった。今のところ、海老原の片思いって。
けど、彼女、天然で、恋愛に関して鈍そうだから、大変だろうなぁ。
「がんばんないと、福田さんってもてそうだぞ~」
「いわれなくても、がんばってるよ」
「じゃ、もっと、がんばれ。そうそう、笠倉理佳さんも可愛かったなぁ」
「・・・」
これには反応なしで、もくもくと食べている海老原。
一途なんだ、うらやましい。
俺の頭は第一が、サッカーボール、ボールは友達恋人。
そのあとは、女の子たち。女の子、大好き。
笠倉理佳さんもいいけど、お姉さまもいいなぁ・・・って思っていたらトレーを返却口に返しているお姉さまが見えた。
あれ、カレー皿、だけじゃなく・・・どんぶりもあるような気がするのは目の錯覚?


