紫雨が私の紹介をした



「みんな、知っての通りここにいる宇佐見藍はdragonの仲間になった。
不満がある奴がいるかもしれないが、役職は幹部だ」




そこまでいい終えると紫雨は私を見た



―――私の出番って訳ね




私は紫雨から目をそらし前を向いた、



緊張はしてないが深呼吸をし、一歩前に出る





「…宇佐見藍だ、」


シーン



どうしようか、言う事がない




そう思った時、

(思った事を言えばいい)


そんな、紫雨の言葉が蘇る




そっか、





そして私は話し出した…