「………あぁ、」


返事はした



けど、私はdragonに対する情がない




だから思うこともない




…まぁ葉瑞の言う通り、よろしく的なことを言えばいいか、






そう、考えている私を珠樹がジィーッと見ていた事は気づかなかった…







見つめるその瞳には、うっすらと悲しみが浮かんでいた……






――――――――――



だんだんと、下も煩くなってきた





「そろそろだ。」




「藍がどんなこと言うのか楽しみだぜ♪」


「そうだね♪葉瑞!!」



わくわくしているサクと葉瑞がにこにこしながら私をみる




「……期待すんな、」



言う事はないんだから



「……行くぞ」




紫雨の合図でみんなで幹部室からでた…