【誰も知らない話】



<6年前のとある民家>





時刻は12時を過ぎたころだろうか






ザクッ





静なはずの寝室には気味の悪い音がこだましていた





それはまるで刃物が肉を貫く音のような…







刺されていたのはまだ30を過ぎたばかりであろう男



男は腹を一突きされ、腹にはまだナイフが刺さっていた




息はまだあるようだ



「な゙ッ……ぜだッ」


まだある息を使い、男は奴に説いた



しかし男は

「んー?ニヤ企業秘密ってやつだよ」




そんなとき






寝室の扉が開いた、