私を離した紫雨はポケットから携帯をとりだした 「……俺だ。藍見つかった。……ああ。……ホテルに戻ってこい。」 「葉瑞?」 「ああ、とりあえず部屋に戻るぞ」 私はうなずき紫雨の背中を追った 先程とは違う大きな、強い背中をしていた 私はこの強くて弱い人から離れなければいけない この人達に情を持っていかれる前に 早く、早く 離れなければ……