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行きと同じようにアイマスクを付けながらの移動





車が揺れているのがいつもよりも強く感じる







そういえば……




「赤城さん。今何時かしら」





「今は夜の11:50です。すみませんが、もう少々かかります」






「いえ……」








もう、そんな時間になっていたのか





紫雨たちに怒られるかもな




何してたんだって






それとも、私のことなんて心配すらしてないかな






私は自傷気味に笑う






それを赤城が不思議そうに見ていたのを私は知らない。