ガチャ

「はい。」




「よう!藍!」



健吾がキラキラとした笑顔で立っていた



その後ろには紫雨


「紫雨さんとさっき偶然会ってな!目的地一緒だからお供したんだ!」



「まあ、あがれば?」



本当に嘘猫なのかと疑ってしまう



紫雨は紫雨で黙ったままだし




「なあ、紫雨。今日はそこのデパートにみんなでいこうとおもってるんだけど、いいか?」




「…ああ。」




朝は弱いのかまだ眠そう



こんなに無気力な紫雨は初めて見たかもしれない。




「「「こんにちわ!」」」



「あー!紫雨やっと起きたんだー!」




「よう!紫雨、いい夢みれたか?」



「紫雨〜おはよ〜」





紫雨が来ただけでなんだか少し雰囲気がかわった



これがdragonの絆なのかな。