闇だ……






俺はあいつをすくいたい




あいつの闇色の瞳を光でいっぱいにしてやりたい…




そう思うけど…





あいつの瞳はもう手遅れだと思っている自分が腹立たしい





本能があいつと居ることを拒否している気もする…





あいつを囲む漆黒の闇が、不のオーラが、そしてかすかに見える深紅の悲鳴が…






"お前には何もできねーよ"