生徒達には気づかれないよう明るくふるまった






だが、募っていく嫌悪感にとうとう俺は我慢がきかなかった





今日、あいつを殺そうと思ったのは計画でもなんでもない




ただ、我慢がきかなくなっただけ









ハハッ





「俺の方がよっぽど殺し屋らしいじゃねえか」









澄み渡る星空の下、俺の心だけが霞んでいた