̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


藍side



その後も眞鍋君司会の下、順調に競技は進んでいった



それと、意外にも



「琴音、水飲むか?」



紫雨が面倒見がいいことが知れた。



いつもは幹部室のソファーに寝そべっているか、煙草をすって黙っている。


琴音に水を渡し、クルッと私に振り返った




「藍、水飲むか?」



どうやら、私がずっと見ていたので水が飲みたいのだと、勘違いしたみたいだ。



「いや、いい。悪いな」


そうか。と言うと誰も座っていないソファーに向かった



「藍ー。」



ムギュ



「クッ」