ふと、少女に近寄る 寂しそうにずっと地面とにらめっこしていた 「名前は」 「………?」 「らーん!優しくソフトに言わなきゃわかんないよー ほら!」 そういい、サクは少女の目線まで腰をおろした 「お名前は?何て言うの?」 「琴音コトネ。」 「かわいい名前だね!」 少女は笑いかけるサクと同じように八重歯を見せた 「じゃあさ、琴音ちゃん。ママ来るまで此所で待っとこうか!」 少女はコクリと頷いた