カツカツカツカツ


静かな闇の中に一つの足音が響く…

カツカツ……


足音が消え、しりもちをつく男が震えた声で言葉を放つ



「やっ止めてくれ!!俺が何したんだよ!!」


その声とは裏腹に落ち着いた声で少女は言う



「さぁ?」



少女はそう言うと銃を男へ向け



「これは運命なのよ」



「やっやめ!!」


バーン!!







―――――――――――――………。