「いってきまーす」 あたしは、いつもの8時に家を出て 学校に向かう。 あたしが家を出るのと同時に 目の前の家の扉が開く。 「亮佑、おはよ」 「…はよ」 亮佑は、2つ年下の幼なじみ。 家が目の前だから 小さい頃は、よく遊んでた。 「亮佑も今から学校行くの?」 「そう」 亮佑は、いつから そんな素っ気なくなったんだろ? 小さい頃は、もっと愛想よかったのに。 あたしたちは、 たまに家を出る時間が重なると 途中まで一緒に行くのが習慣となっていた。