あれから、地味に放心状態だった・・・・
(我ながら恥ずかしいことを・・・)

教師が途中きて、注意を受けて帰った。


あれは、夢だったのだろうか・・・。
夢、ゆめ、ユメ・・・・???

夢にしては、鮮明に覚えすぎている。



今日の出来事が頭の中でぐるぐる回って
いるウチに、アパートに着いてしまった。



鍵を開けて、家に入る。


「ただいま・・・・」

小さく言う・・・・
誰かが「お帰り」とかえしてくれるわけでわない。
自然と口に付いてしまうのだ・・・。



両親と住んでるかって????

そんなのいない・・・。
父がいなければ母もいない
兄がいなければ弟もいない
姉がいなければ妹もいない