警戒する二人に対し
鎖邊は髭を撫でた
「フム…夏村の犬が、まだ残っていたとはな。」
夏村
師範の名前に、陽斗はキィンとと音を立てて剣を召喚する
「…師範をどこにやった、博士!!」
陽斗の怒鳴り声に
鎖邊はハァ、と深い溜め息を吐いた
「…あの者は愚かじゃった。自身の欲を自ら封印し、光に拘り過ぎたのじゃ。光と闇…相反する2つの感情があるからこそ人は最強の力を手に出来る。
なぁ、吉野よ?」
突然向けられた冷たい瞳
「っ!」吉野の体は一瞬震えた
それを見て、伊織が吉野を庇うように間に入る
「愚か者には制裁を。世の中の常識じゃろう?」

