名前の無い物語


驚いた顔で吉野を見つめる
陽斗と伊織

「陽斗、伊織!無事で良かった…!」

ホッと安心して笑った吉野に対し
二人は険しい表情を浮かべた


二人は顔を見合わせながらも、祭壇から降り
吉野も二人に駆け寄った


「吉野何で…?式に来てなかったのに…。」

「…昨日はごめん。」

いきなり頭を下げた吉野に
二人は目を丸くする


「勝手に怒ったりして…俺、まだガキだよな。陽斗にも何か理由がある筈なのに、本当にごめん。」

やっと

やっと…二人に謝れた


「俺、どうしてもそれを伝えたくて…!」

戸惑う二人
吉野はギュッと花束を握り締めた


「あと…遅くなったけど、マスター就「伏せろっっ!!!」