一気に走る速度を早める
扉の目の前の広場には
数人の生徒が修練場を見上げていた
「滝川!?」
一人の青年が吉野に気づく
吉野彼の前で足を止めた
「っ…ハァ、ハァ…。一体、何が…?」
息切れ切れにしか言葉がでない
吉野は汗を拭った
「俺達にもわからない。いきなり地鳴りが起こって、師範と伊織と陽斗は様子を見に行ったまま…。」
「…陽斗と伊織が!?」
なら、二人は
まだこの中に…?
「俺達は師範ら待機命令を出されてんだけど、どうしたらいいか…。」
「…お前らは救急車と警察に連絡!あとはもう少し離れとけ!」
「オイ滝川!!」呼び掛ける声に立ち止まることなく
吉野は修練場の中に入っていった

