まるで、挑発するような吉野の言葉
駿介は目を丸くするが…すぐにニッと笑って
「そうだな。」と楽しそうな表情を浮かべた
「今ならまだ召集に間に合う。彩夏、本部に選手変更願いだ。」
「…うん!」駿介の言葉に彩夏は本部テントに走り出す
走っている、彼女の表情は
喜びに満ちていた
「召集ってアッチだよな?俺、行かねぇと「待てよ。」
吉野に制止の声をかけて
駿介は吉野の体操着を指差す
「選手にはゼッケンの着いた体操着って規則があんだよ。
お前のその真っ白な体操着じゃ出られねぇよ。」
吉野は自分の体操着を見た
久々にタンスから出した体操着
しばらく学校を休んでいた吉野が、ゼッケンなんて持ってる筈は無かった
「!」吉野が視線を上げたそこには、自身の体操着を脱いでいる駿介の姿
「お前、何し「コレ着ろ。」

