無意識に出た言葉は
何故か謝罪だった
何で俺、謝ってんだよ?
コイツらがどうなろうと…俺には関係無い筈だろ?
「滝川君、アイツは何なの!?滝川君は何か関係あるの!?何で…剣なんて…。」
少しパニックを起こしているらしい
涙目で彩夏は吉野の服を掴み揺さぶった
俺には、関係ない筈なのに
何で…
何で、護りたいって…護んねぇとって…思うんだよ?
「…今までごめんな、後藤。」
初めて吉野の口か出た、彩夏の名前
彩夏はピタリと動きを止めた
「それから…ありがとう。」
少しだけ口角が上がって
吉野は少し笑った
「滝川君…。」
初めて見た吉野の笑顔に
彩夏は言葉を失った
「…アイツは俺に任せろ。だから、コイツの出血を押さえてくれないか?」

