名前の無い物語



ずっと前から


きっと…長老会にはこうなることは分かってたのか



「お願い、吉野君を最後まで信じてあげて欲しい。仲間を信じる気持ちこそが…闇を消し去る君の光。」



寧々音と目があった
強い、迷いの無い瞳


その瞳を俺は知ってる
そう…この瞳は…



いつも俺を送り出す時の來の瞳ーー



「…わかった。」その目から逸らさず
俺は覚悟を決めた



「信じるよ、アイツの事。」



俺の闇が何かは分からない
だけど、吉野を…仲間を信じる事で何かが変わるなら



俺の答えは1つだ




「…君が選ばれて、本当に良かった。」



そう言った寧々音の顔は
夕陽に当たってすごくキレイだった