名前の無い物語

 





「クソ…まだかよ!!」


ここに来て随分経った筈
だけど、そのボスの居場所も分からない事で
無闇に走り回ってるだけ


このままじゃ、体力が無くなる一方だ



「ハァ…ハァ…、アレ?さっきここ通んなかったか?」


「そう言われて見れば…。」


海の言葉に吉野も辺りを見渡す


この景色…確かにさっきも見た気がする
同じ所をグルグル回ってる…?



そう悟った瞬間、前方から多くの兵士が迫ってきた



「っ、まだいたのか!」


「吉野!」


キィンと剣が現れて
吉野は間合いを詰めていった


今回の兵士は、銃以外にナイフも常備しているみたいで
剣と大型ナイフが交じり合った



「っ…!」


一端弾いて、すぐに2撃目を振るう
瞬間見えた光景


「海、隣だ!!」


吉野の声が届いた時には
海の隣から兵士が攻撃をしかけていた


っ…ダメだ、避けきれない!!


海は受け身をとった



ダダダーーー