名前の無い物語


吉野の声に反応してか
周りの奴等に一瞬で纏った黒い光

すると、まるで操られたように奴等は吉野達を取り囲んだ



「は?何だこの展開!」


「吉野、お前何したんだよ!!」


「…デュアンテだ。」


智と梅田の言葉を無視して
吉野が告げた言葉に反応したのは、海と柚歌



「今奥に隠れていったコイツらのボス…ソイツがデュアンテの産みの親だ!」

吉野は追いかけようと走り出す
が、操られている奴等に阻まれた


「っ…邪魔だ!」



恐らく、コイツらはただデュアンテに操られているだけ
アイツを倒さなければ意味がないのに!!



「吉野!!」


バキィ、と気持ちの良い音が聞こえたかと思ったら
目の前の奴を祐希が殴り飛ばしていた


「行けよ。」


「祐希…?」


祐希の言葉をすぐには理解出来なかった



「お前らの敵は、奥にいるんだろ?ならここは俺達に任せて先に行け。」