名前の無い物語


これからの事
自分達が、するべき事


「俺はとっくに決まってる。」


「私も…答えを出した。」


「俺は…。」


吉野は一瞬目を伏せる
さっきから止まらない…胸の鼓動
それは、きっと…



「「「旅を続けます。」」」


三人同時に、迷い無く出た言葉
その言葉に校長は満足そうに笑った


「君達なら、そう言ってくれると信じておった。」



「私…わかったんです。あの世界を護る為に、私が出来ること…。」



それは、きっとこの旅を続ける事
吉野と、海と…デュアンテを倒す事なんだ



「君達に、これを。」



校長に渡されたのは、小瓶に入ったキラキラ輝く光の粉


「‘星の欠片’じゃ。お主らを新たな世界に導いてくれるじゃろう。」


「ありがとうございます。」三人はお礼を言った
もう後戻りは出来ない
それを、三人は改めて思った



「丁度後処理が終わったようじゃ。三浦君達に挨拶をして行くが良い。」



「「「ハイ。」」」


三人は最後に頭を下げ
校長室を後にした