優しく舌を絡めると、汐莉は甘い吐息を漏らした。




「……ん……や……慎…」




汐莉は俺の胸にギュッとしがみ付き、苦しそうに顔を歪める。




やべ…




実家の目の前で、んなことするなんて俺どれだけ汐莉が欲しいんだよ。




俺は我慢できず、汐莉の柔らかい胸を服の上から手の平で包み込んだ。




「やぁっ!ちょっと!!」




汐莉はびっくりしたようで俺から勢い良く離れた。




「なんだよ、そんなに拒否ることないだろ?」




「拒否るわよ!!ここ外よ!?ありえない!慎也のエッチ!!」




汐莉はプンプンと怒りながら俺を見上げた。




ぷっ。
んな可愛い顔で怒られても全然迫力ないんですけど。




俺はクスクスと笑いながら汐莉の肩を抱き寄せた。