.゚+。・ Glorious Kiss ・。+゚


「!」




気付けばあたしの体は慎也の腕の中にいた。




「汐莉……会いたかった」




え?




会いたかった…?




慎也が、あたしに?




「や、やめて慎也……あたし…」




「汐莉」




慎也は更に強くあたしを抱き締めてくる。




やだ…。




期待しちゃうじゃない。




あなたもあたしを好きなんじゃないかって……。




「も……や………」




あたしは力をなくし、慎也にすがり付いてしまった。