「ん……や…」 汐莉はポロポロと涙を溢し始めた。 俺はそんな汐莉を優しく抱き締める。 「どうした?痛いのか?」 髪を優しく撫でながら聞く。 汐莉はフルフルと首を振った。 「気持ち、良すぎて……」 汐莉は俺の背中にしがみ付いたまま、そう言った。 そんな汐莉に俺の自制心は呆気なく消える。 そしてクタクタになった汐莉を朝まで抱いていた……。 ――−END−――