「楽しかったね〜♪♪慎也!」 「あぁ。楽しんでくれてて何よりだ」 俺は運転しながら横目で汐莉を見た。 思わず、夜景に照らされた綺麗な横顔にドキッとした。 ……触れたい。 そう思った時には、俺は近くの路地に車を停車させていた。 「えっ…?し、慎也……?」 汐莉は動揺しながら俺を見る。 そんな汐莉に俺の理性は吹っ飛んだ。