お姫様はイジワル王子様の召使い。【完】

千奈里の話をまとめると。


①千奈里が街で絡まれた。


②そこで助けてくれたのが、佐伯くんだった。


③それで一目惚れして、お礼がしたいからと、何とかメアドゲットまでこぎつけた。


「うわぁ、佐伯くん、かっこいー…」


「でしょでしょ!?
あ、好きになっちゃ、ダメだよ!?」



そう話す千奈里は、



めちゃめちゃ可愛い乙女の顔をしていた。



「だからっ!!
天星くんに、協力頼んでくれない!?」


「…はぁ!?
何であたしが!?
てか、何で天星!?」


「だって水結、仲いいじゃんっ
佐伯くんの親友って言ったら、天星くんだよぉっ!!」


そ、そうなの?


「…そう言えば、昨日の事情聴取忘れてた。
全部吐け〜!!」


「きゃぁぁぁあ!!」