お姫様はイジワル王子様の召使い。【完】

「あっ」



角を曲がった先に、冬院くんがいるのが見えた。



とにかく、誰かにそばにいてほしかった。




あたしは一層足を進めた




瞬間





ガラッ





「きゃ…」