お姫様はイジワル王子様の召使い。【完】

「龍――――!!」




「おっせーよ。
一体何時に家出たんだ。」




「ご、ごめん…」




「ほら、行くぞ。」




さっさと歩き出す、龍。





初めて見るけど





龍の私服かっこいい…





なんて思いながら、





後ろを歩く。





なんか、この図、





最高に『主人と召使い』って感じ…。





「ねぇ、龍。」





「んぁ?」





「龍の両親は?」