そのまま手を引かれて教室を出る。 みんな無言で歩いていたら、突然桜の手をつかんでいた人が振り向いた。 「学食と屋上と中庭。どこがいい?」 「へっ?」 「お昼。どこがいい?」 せかすように言われたから慌てて答える。 「えっとっっ、中庭っっ…?」 「了解。だってさ」 陽くんは顔をしかめてから歩き出す。