「桜ちゃん陽怒ってないから」 男の子にそぅ言われた。 「えっでも…」 「こいつ起こされたんじゃなくて、自分の意志で起きたから」 「えっ?」 首をかしげる。 言っていることがよくわからない。 「あのまま陽が起きんかったら、桜ちゃんあいつらにもっと言われてたやろ?」 「別にそんなんじゃねぇーよ」 陽くんがそう言った。 「とにかく、そういうことだから大丈夫。気にしないで」 そぅだったんだ。 「陽くん?ありがと」 「ん」 やっぱり素っ気なかったけど、なんか嬉しかった。