「 どうして、私を・・・・ 追いかけて来たんですか? 」 ”どうして私を何度も 助けてくれたんですか?” 今まで、何度も聞こうと思った。 だけど、怖くて聞けなかった。 こんなことを聞いて、私はどんな 答えを期待しているんだろう。 どんな答えなら私は納得できて それから、どうするんだろう。 後先考えずに口走ってしまったことに 早くも後悔が湧き上がってきた。