†穢れなき小鳥の殺し方†

ホント、

我ながらなにやってるんだか。


『コーヒー入れるだけでバイト代は払わねぇからな』


俺のセリフに肩をすぼめながら『はい』と言って帰って行った和香。

っつーか、俺も何やらせるか考えてなかったしな。

いや、『家政婦』すらまともに出来ない女に何やらせりゃいいんだ？

･･････違う。

そういう問題じゃない。

なんか、こう、


根本から間違えてる気がする。

ってか、あの女に流されてどうすんだよ、俺。