「てめっ、毒でも入れたのか!?」 「えっ?いえっ!!そんなこと!!」 俺の台詞に髪を振り乱してブンブントとを振る。 そして、 「――ただ、美味しいですか?って聞きたくて」 「・・・・・・」 馬鹿か?こいつ。 「こんなもんは誰が入れても同じなんだよ」 ・・・・・・入れる量さえ間違わなければな。 「では、普通なんですね?」 「・・・・・・あぁ」 それ以外、答えようがない。 なのにこいつは、 「よかった」 なんて笑いやがった。 どこまでも、 ムカつく女――。