シュポッ っと、小気味のいい音を立てて抜かれる栓。 馬鹿みたいな値段をつけられたシャンパンが俺の目の前に。 「23だっけ?ショウ君、お誕生日おめでとう!!」 彼女の声に合わせ、周りのホスト達も声を上げる。 それを聞きながら俺はピンドンを飲みほした。