次の日も和香は来た。 いつもと変わらない制服姿で。 そして俺は彼女を陵辱する。 いつもと同じように。 気だるそうに、 「脱げよ」 彼女にそう言って、 乱暴に彼女を抱く。 今更、優しくなんて抱けない。 和香の処女を無理やり奪って、 今頃気づいたって遅すぎる。 けれど、キスだけはしなかった。 それに何の意味がある? と問われても分からないけど、 ほんの少し、 救われる気がした。