「あぁ、来たね。この子、ショウ。俺の弟みたいなやつかな?」 「そうなんだ!可愛い~!!」 「ショウです。宜しくお願いします」 俺はニッコリ笑ってライターを手にする。 だから、 翼さんには、 感謝してもいいかって思ってる。 いや、これから先のことを考えると、 めちゃくちゃ感謝してもいい――。