「んん。ばかぁ。早く起きて。」

「へいへい。夜のお楽しみね。」

「もう。エッチなんだから。」

「男はエロいの!!」

なんてことをいいながら、ジャージに着替える。
俺は、教師の免許をとり今は中学校の先生をしている。

「用意できた?」

「ああ。行ってくるよ。」

「いってらっしゃい。」

「あ、忘れ物。」

「え?」

ちゅっ。

「行ってきますのキス」

「も、もう。」

「今日は早めに帰ってくるから。」

「はーい」

こんな毎日だけど生きてきてよかったって思える。
綾乃とめぐり会えたことに感謝。綾乃を産んでくれたお母さんに感謝。

これからもこんな毎日の繰り返しだと思うけど、俺らがじーさんばーさんになるまでずっと一緒に居ような。

世界で一番愛してっぞ。

[END]