――18年後 百鬼家 「ついてこないでよ!」 「なんで?俺たちは許婚同士だよ?」 この会話が彼女、百鬼美月の毎日の日課 二個上の従兄、百鬼神威は毎朝毎朝飽きずに美月に迫っていた 従兄妹同士であるためか、家が大きいためか、二人は同じ家に暮らしていた 「止めてよ神威!そうやっていっつもついてくるせいで先輩たちに目ぇつけられてるんだからね!」 「別に良いじゃん。俺はただ美月が好きなだけなんだから」 「そ、そうやっていっつも嘘つくのも止めて」 「嘘じゃない。何なら試してみる?」